海苔が主役として料理の表舞台に立つことはほとんどありません。けれど、海苔の良し悪しが味を左右することを一流の料理人たちは知っています。海苔は、言わば料理の名脇役。
確かな腕に応え、その味をより豊かに引き立てるために、私たちは常に厳しい目で品質を吟味し、創業以来、風味にとんだ本物の海苔へのこだわりを大事にしてきました。
和食はもちろん、現在では世界のさまざまな国の料理に使われ、グローバルなステージで私たちの海苔が昧な仕事をしています。美味しさが広げてくれる笑顔や、はずむ楽しい会話。海苔を通して、そうした小さな幸せの時間や食の魅力を世界中に届けるために。
私たち豊洲林屋海苔店は、今日も九州有明海から選び抜いたいいものだけを食卓へと運んでいきます。
食の世界に貢献してきました
江戸時代、庶民の間で人気のメニューと言えぱ天ぷら、蕎麦、そして寿司。あちこちに小さな屋台が並び、現代のファストフードのような感覚で食されていたそうです。豊洲林屋海苔店の歴史をひもとくと、そうした食文化が花開いていた時代、慶応3年に創業した屋台の寿司屋がルーツとされています。
築地に店を構えたのは戦後まもない頃。創業者である相澤好三郎が寿司屋になる前に海苔屋に奉公していたことから海苔屋を営むようになりました。当初はスーパーなど小売店への卸が中心でしたが、昧と品質の高さが評判となり、料亭や寿司屋などが好んで買い求めるようになっていきました。
新たな世代に経営が移ると、海苔の美味しさを一般の方にもっと広く知っていただきたいという思いから通信販売をスタート。さらに、お中元やお歳暮など進物用の商品を取り揃えるようになっていきました。そして現在では、和食ブームを背景に海外にも輸出。イタリア、イスラエル、アメリカ、アジア諸国など20ヶ国以上にこだわりの味を届けています。
わずか4坪の店から始まって、70年以上。時代の流れと共に店舗の規模や品揃えも少しずつ変化してきましたが、今日までずっと変えずに
貫いてきたことがあります。それは本当に美味しい海苔を通して、食の豊かさに貢献したいという想い。
豊洲林屋海苔店はこれからも九州有明海に足を運び、生産者の方々と直接対話を重ねながら、選び抜いた良質な海苔をお届けしてまいります。
株式会社 林屋海苔店
代表取締役 相澤 裕一
会社概要
- 会社名
- 株式会社 林屋海苔店
- (英表記)
- Hayashiya-nori-ten,Inc.
- 代表者
- 代表取締役 相澤 裕一
- 所在地
- 〒135-0061
東京都江東区豊洲6-5-1-4F
東京都中央卸売市場 豊洲市場 - 電話・FAX
- 電話:03-6633-0884
FAX:03-6633-0883 - 営業時間
- 6:30~14:00
※日曜祝日・豊洲市場休市日除く - 設立
- 1967年7月
- 事業内容
- 海苔・お茶等の加工・販売
- 資本金
- 1,000万円
- 従業員数
- 12名(2022年4月現在)